top of page

[茶道稽古] 2022年初釜 赤鳥庵にて

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2022年1月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年8月16日

初釜。目白庭園内の赤鳥庵をお借りして実施しました。先日の大雪の名残の中、太陽が美しく輝いています。初釜とは年が明けて最初のお茶会の茶会のことで、茶道においては稽古初めの役割も果たす大切な会になります。茶会の参加自体が初めての方が多いので、みんなで力をあわせて準備です。


いつもの稽古場と勝手が違うので、その場の状況や他の方の動きを見て臨機応変に動くことが求められます。事前にお役目はお伝えしていましたが、本番では様々なことが起こるものです。先輩たちが初めての方々を導き、後輩の方々もできる限りの力を出して頑張ってくれました。


この日の為に着付を頑張った方も綺麗に着ていらっしゃいました。


本日は濃茶と薄茶一服ずつ差し上げます。お点前、濃茶は私が、薄茶を生徒さんにお願いしました。皆様の前でお点前を披露することはあまりありませんので、心を込めて濃茶を練らせていただきました。


初釜に欠かせない菓子”花びら餅”は、太市さんにお願いしました。

別の部屋に移動して、次は薄茶です。お点前役の生徒さん、稽古を重ね、当日も緊張されたとのことでしたが、大変に成長されたお一人だと思います。


虎の打ち菓子"太市製"、富士山干菓子"象東製"。


生徒さん達のお力をお借りして無事終えることができました。なによりも、楽しく過ごしていただけたようで人生の思い出に加えていただける事が嬉しいです。

今年も手作りの古帛紗と、岡野園さんの大福茶を記念にお渡しできて良い一年のスタートとなりました。


初釜を終えて、生徒さんからいただいた感想でダントツに多かった事項があり、稽古のお披露目の場として茶会を設定することは成長に欠かせないことだと、アウトプットの場を明確化する重要性を改めて感じました。そのお話は後日談としてまた投稿することにいたします。




Comentários


© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

bottom of page