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[茶道稽古] キャンドルナイト「納涼茶会」を行いました/前半:五感で涼む-洗い茶巾

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2022年8月16日
  • 読了時間: 2分

7月下旬に社中のみんなで「納涼茶会」を行いました。暑さが静まってくるであろう、夕方からスタートします。今回は前半後半の二部に分かれて実施しました。前半は「五感で涼む/洗い茶巾」。後半は「シンクロ盆略点前/蘇州夜曲に寄せて」。それぞれ着物や浴衣でカジュアルにご参加いただきました。涼しげです。


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前半の点前は洗い茶巾。茶碗に仕込んでおいた水を、滝のように流す水音が見どころ、ならぬ聞きどころ。今日のために稽古を頑張られた点前さん。良い音が部屋中に響き、涼しい時間を届けてくださいました。


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茶杓はお点前さんご自作で「節目(せつもく)」という銘。大きなふしめ、も大切ですが、ちいさいせつもくも、その方にとってはかけがえのない人生の経験です。この茶会で仲間のために初めて点前という役割で茶を点てる、という経験が、生徒さんにとっての励ましになるととても嬉しく思います。


頼りになる灯が少ないからこそ、耳、手触り、味、匂いが際立ちます。手燭がありませんので、菓子にも小さい蝋燭を添えました。蝋燭の名前は「流れ星」。それぞれの願いが叶うといいです。


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水屋リーダーも、茶会に慣れていない方々も頑張って下さったおかげで点て出しの茶も本当に美味しかった。

いつも先生がおっしゃられる、茶会は1人じゃできない、という言葉。 今日も改めて実感しました。皆様に感謝ですね。


後半「シンクロ盆略点前/蘇州夜曲に寄せて」の記事は後日。

© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

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