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おうちモダン茶懐石 開発します

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2019年9月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年3月22日

有難い事に、先生が来年の初釜(はつがま)にご参加下さるとのこと。新しい茶室のスタートです。初釜とは新年にお稽古を始める日のことを言います。どんなものでも新しい年に1番最初にする事には身が引き締まりますが、初釜は茶人のお正月のようなものですから特別な日です。


でも、何よりみんなで新年をお茶をいただきながらお祝いできることが私は嬉しいです。


懐石料理の後、濃茶、薄茶をいただく。この3つは外せない、、

ですが懐石料理を自宅で用意する技も器も何もないので、自分なりにできることをしたいと思っています。あくまでおうち懐石ですが。


それに、今の自分にできない事や無理して行う事が広く後世に残っていくかというと、とっても難しいと思うのです。今のひとたちにも分かりやすくて続けられること。でも真髄は変えない。それは私がお茶を伝えていく際のポリシーでもあります。


今風、今様(いまよう)に工夫するという事は、根っこは変えずに伝え方を変えるという事。伝え方の中には、視覚、聴覚、触覚、皮膚感覚、などなどがありますが、それらを駆使しながら今の方達に翻訳していく作業なのだと思います。


とにかく、真ん中は変えずに今の時代でも無理しない価格で良い食材を揃え、見た目の様式美も兼ね備えながらみんなができる懐石、私たちのモダン懐石を作っていきます。


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