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おうち時間 お茶の塊を砕くところからプーアル茶を淹れてみる

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2020年4月1日
  • 読了時間: 2分

おうち時間を充実させる工夫を皆さんされていますね。

プレゼントされたプーアル茶を先日とうとういただく事にしました。と言いますのも、茶葉をパッと急須に入れてお湯を注いで、、、という工程の前に、お茶の塊をほぐすという作業が必要なのです。


時間がかかりそうだなと思っていて延ばし延ばしになっていましたが、時間のあるうちにやっておこうと思い立ったのです。

開くとマッシュルームのような不思議な形のお茶の塊が出てきます。沱茶(だちゃ)と言って、茶葉を圧縮成形して固めた緊圧茶(きんあつちゃ)の一種だそうです。ちなみにバラバラな茶葉は散茶と呼ぶそう。


すごく硬くてテーブルの上に置くと、ごつんと音がします。これをどうやって飲むのでしょうか、、全く想像がつきません。調べてみると専用の小刀で崩していくのだそうですが、そのようなものは無く、たこ焼きを回す串で代用しました。関西人ですからね、たこ焼き専用の串はあるのです。

茶葉を壊したくないので、一本一本丁寧に崩していきます。無言、、

ようやく一杯分は崩せたかな?色々準備をしていた時間も含めて30分以上はかかっているかと思います。専門店の説明によると、いただく分だけその都度崩してもいいし、一度に全部崩しても良いとのこと。


茶葉を圧縮する際に外側は大きめのものを、内側は小さめとサイズにばらつきがあるようなので、私は全部崩してからいただくことにしました。

とりあえず途中で一服。爽やかな香りと淡い水色、力強い旨味でリフレッシュできました。そのあと全部崩して2時間ほどだったでしょうか。よい気分転換になりますので、この時間ができたことを機に新しい事をしたいという方には、緊圧茶を崩してお茶を淹れるということもオススメしたいです。

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