[ワークショップ]名古屋のど真ん中で抹茶を点ててきました
- TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
- 2022年5月27日
- 読了時間: 3分
ファーマーズマーケットEIYOSO(えいようそ)さんにお声がけをいただいて、抹茶体験ワークショップをしてきました。

TEA HOUSE SETAGAYAの抹茶体験ワークショップでは、ごく身近にあるものを用いて、街の中心で、軽やかに美味しくお茶を点てる方法をお伝えします。超初心者の方でも簡単にトライできるようにしています
~名古屋のど真ん中でお茶を点てよう~のタイトル通り、Hisaya-odori Park(久屋大通公園)シバフノヒロバでテントを貼って、気分はとても清々しい。

今回は愛知県西尾市の抹茶をご用意しました。西尾は全国生産量の約20%を占める抹茶の里としても知られています。お菓子は名古屋の老舗、和楽堂さんの手焼きせんべい。ほんのり甘くてさくっといただけるので、お茶のお供に最適です。いつもの生活をちょっと豊かにできるヒントを、ぜひ持ち帰っていただけるといいなあと思いながらスタート。
お年を召されたお母様と娘さんのお二人が最初のお客様。「お母さん、やってみたら」と気軽に参加してくださいました。お母様は歩くスピートもごゆっくりのご様子でしたが、いざ茶筅を握ると、しゃんとした空気に。「昔茶道をしていたのよ、色々忘れたけど体が覚えているわ。」と、抹茶時間を楽しんで下さいました。お茶は時間を超えます。感動。
その後も、「ちょっと興味があって」とお買い物中に寄って下さったご夫婦や、「抹茶が好き」と、楽しそうに初めての茶筅を振ってくれた子供達。小さいお子さんで初めての方でも、簡単にできるのです。
家でたまに抹茶を点てるという女性、美味しくなるコツをお伝えしながら一緒に抹茶を点てて飲んでみると、「家でいただくのと全然違って美味しい!」と感動していただけました。本当にちょっとしたコツ(抹茶を茶こしで漉したり、茶碗をあたためたり)で美味しくなるのです。
子供の食を守る”トマト刑事トマティーン”も美味しくお抹茶を点てられていました!すごい!
豊橋からいらした方は、茶道の先生もご高齢になり教室を閉じる方が多いとおっしゃっていました。道具もお譲り先が無いそうで、ご縁があれば引き継ぎたいなあと思うのですが。そのためにもいろんな方と出会って、道具をつなぐこともしていけたらいいなと、茶に対する思いは尽きませんね。
普段は茶道教室を運営していますが、”楽しく 美味しく 簡単に“ をモットーにした「お茶に触れる体験」をどんどん広めたいと思っています。今回も素敵な方々と交流ができ、豊かになって帰っていただいたとともに、私も癒しをいただきました。
お茶を一緒にいただく時間は本当にいいなあと改めて感じたワークショップでした。
EIYOSOのコンセプトは「作る人、食べる人、みんなが栄養を吸収し笑顔が広がっていくような幸せが循環する『旬野菜の祭典』」。旬の野菜をテーマにしたマーケットだなんて、これからの食が更に豊かになりますね。ちなみに次回7月24日(日)はコーンだそうです。楽しみ。
Comentarios