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[初心者コース]3回目のレッスン

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2019年10月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年5月24日

初心者コースの3回目は、「道具の清め方、扱い方」です。


本日のお菓子は伊勢屋さんの「栗きんとん」。こちらに越して来てからは伊勢屋さんを頼りにしております。中にも栗がゴロっと入っていて、しかも渋皮付きなので餡の甘さと程よいバランスでとても美味しく頂戴しました。


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前回習ったお菓子の盛り付け方、出し方の所作も復習です


茶道には帛紗という布を独特の手法でたたみ、それを使ってお茶を入れる道具を清めていく作業があります。今回は棗というお茶を入れる器と、お茶をすくう茶杓を清めることを学びます。


お道具はもちろん、お客様にお出しする前に清潔に準備されているのですが、お客様の前でまた改めて清めていくのです。目の前で綺麗に清められていく道具を使ってお茶をいただけることは、お茶をいただく側からしても嬉しいものですし、お茶をの時間を大切に思う気持ちをシェアできる豊かな瞬間です。


さて本日の「道具を清める」を習得することですが、心の目標は「美しい時間を作り出す」です。道具を清めたり、他の所作を行う場合もそうですが、動作は点と点のつながりでできています。点と点を意識すること。自分の手が次にどこに行きたいのか。それをちゃんと知っていてそこに適切な時間をかけて無駄なく到達する。その連続が美しい時間を生み出すことになると思います。


美しい時間を生み出すことができるって、改めて素敵だなと思いました。



※「初心者コース」は2020年4月で終了いたしました。初めての茶の湯を体験されたい方には「TEA Experience Tour」をご用意しています。

© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

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