top of page

ポップカルチャーの巨匠KAWS展覧会「KAWS TOKYO FIRST」へ行ってきました

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2021年8月5日
  • 読了時間: 2分

ニューヨーク・ブルックリンを拠点とするアーティスト、KAWS(カウズ)の大型展覧会「KAWS TOKYO FIRST」。


KAWSはポップカルチャーのアニメーション作品からインスピレーションを受け、コマーシャルアートとファインアート双方の領域を網羅。とりわけ、目の箇所に×印を施した色彩豊かなキャラクター作品の数々はKAWSの代名詞となっています。巨大彫刻や、線や色彩を強調したペインティングなど、KAWSによってハイブリッド化されたキャラクターたちは、KAWSが探求しつづける「人間の本質」を体現しています。とのこと。(森アーツセンターギャラリーより)

キャラクターが相変わらず、可愛いだけじゃなく可哀想感と悪戯っ子感が純粋にあざとく滲み出ていて最高です。様々なキャラクターと溶け合っていてます。KAWS化していく有名キャラクター達。



そしてそして、さらに最高なのは手描き?!プリントじゃないの?と疑うほど、繊細で緻密な筆の運び。こんなにも細く長くブレなく美しく線を引き続けられるなんて、相当な集中力と精神力。



本当に絵を描く事が大好きなのだということが作品からひしひしと伝わってきて、それを感じられるからこちらも幸せになれたのでした。できるだけ顔を近づけて、絵の具のがスッと引かれている跡を見ているとその美しさに見惚れて時間を忘れるのでした。何度も何度も近寄って見てしまう。唯一無二の存在感は手描きだからこそなのだと。実物を見ることによって得られる感動も唯一無二の自分の経験になっていきます。



茶道は道具をたくさん使いますが、どれもそのディティールを観察して形や色や景色の細かいところから情報を引き出して、自分の経験や感情などと結びつけていきます。目の前のものをじっくりと見て心を動かせてくれる場所という意味で、美術も茶会もとてもよく似ています。


会場の最後には子どものためにKAWSが手掛けたインタラクティブ展示「KAWS:PLAYTIME」が。

動画のなかでBFFと一体化したり、BFFのために絵を描いて、友達とシェアできます。来場した時間は子どもがいませんでしたので、2つのインタラクティブを体験させてもらいました。自分の作品がすぐ動画になって画面に出てきたり、友達とシェアできるのは楽しい。



「KAWS TOKYO FIRST」

2021年7月16日(金) ~ 10月11日(月)

森アーツセンターギャラリー


© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

bottom of page