top of page

茶道教室の選び方 / 新しい方が見学に来てくださいました

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2020年3月8日
  • 読了時間: 4分

更新日:2020年4月27日

先日HPをご覧になった方から見学希望のメールをいただきました。

早速教室を訪問して下さいました。中学高校と茶道をされていて、すっかり離れてしまったけどリラックスのためにお茶に触れていく習慣をつけたいとおっしゃって下さいました。


その方のご希望が月に1回でしたので、初心者コースをお勧めしました。


入門コースは月に3回通うことになります。そしてリラックスだけではなく、お点前の手順やその他の心構えなど、自身の成長にも繋がる技術と心を習っていくことになるからです。もちろん癒しにもなる時間ではありますが、リラックスとは性質が違ってきますので。


6回手習いコースでは基本的にはテーブルでティーポットを使ったレッスンになりますが、ご希望であれば畳でも行いますよとお伝えしました。後日6回手習いコースにぜひ参加したいですとお返事をいただきましたので、レッスンの形を相談しながら進めていきたいと思っています。

鳥のいたずらでポトリポトリと咲いたまま落ちてきた花。自然の散り方と違うので、なんだか不思議な景色


このように、私のところでのレッスンやお稽古でも性質が違ってきます。

茶道教室では見学を受け付けているところが多いと思いますので、見学されることが必須だと思います。先生によって教えるスタイルが違ってきます。


■お稽古ができる時間について

ゆっくり少人数で教えてくださるのか、じっくりお稽古をするのか。私の先生は準備とお点前はしっかりと教えて下さる先生でした。初心者はできることは限られていますが、慣れてくるとその日の自分のやりたいお稽古を先生にお伝えしてじっくりとお稽古してくださいます。お教室によっては生徒さんが多いため、お稽古は1時間しかできないなどあるようです



■お月謝について

お月謝は月に1回お納めするものですが、チケットとは違うので全ての稽古をお休みしてもお支払いするところが多いです。私はお稽古であればこの考え方は賛成です。先生方もなるべく通って欲しいと思われているので、頑張って時間を融通するのも稽古の一つだと私は思います。あと、お月謝は感謝の気持ちを表しているものなので、稽古の回数と比例はできないとおもっています。


チケット制になっているところは、ラフにお稽古に通っていただきたいというお気持ちだと思います。そのような考え方も知る事ができれば最初にリサーチできるといいと思います。



■許状について

お月謝以外にもかかる費用は結構あると思います。ですがそれは何を極める時にでもイレギュラーは発生するもので、ある程度は投資かなと思っています。ですが裏千家ホームページにはそれにかかる料金が提示されています。それは許状料です。許状については裏千家ホームページに記載してあります。


ところが先生によってはその申請にかかる料金が異なってきます。その先生ごとの哲学がおありで変わってくるのだと思います。生徒さんのために色々準備することがありますので、そちらに資金をお使いになる方が多いと思うのです。私は裏千家から提示された料金のみをお支払いいただくことにしています。その代わりに立派なお道具を沢山用意することはできません。ですので、私の生徒さんには良きものを美術館やお茶会などで触れてもらうようにしています。


料金を提示されてからそれにたいして不服が生まれたら、せっかくの稽古への情熱も冷めてしまい兼ねませんのでご自分の納得いく方法で様々ご確認されたらいいと思います


もちろん、お金は関係なくてその先生の道が好きだからと入門される方も沢山いらっしゃいます。


大事なことは、後から「こんなはずじゃなかった」と思い、お稽古への集中が途切れてしまうことが勿体無いということです。


ぜひ見学に行かれて、先生のお人柄やご自身との相性、教室の運営などを体感して気持ちよくお稽古に通われることをおすすめしたいです

© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

bottom of page