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八雲茶寮にて 生徒さん達とランチ会 [前編]

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2021年6月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年6月20日

去る5月に、有志の生徒さん達と八雲茶寮へランチ会へ行ってきました。

様々なことが思い通りにゆかない日々ですがご縁を繋いでいただき、新茶のお披露目をしていただきました。待ちに待った新茶です。

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この日のために着物を揃えた方も。嬉しくも全員お着物での参加でした。それぞれとても似合っています。待合での記念撮影。少しマスクを外して。

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お部屋から見る外の光が美しい。こちらでまずは新茶を淹れて下さるそう。この日は特別に撮影可とのことでした。


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点前は「万 Yorozu」の徳淵さん。スムーズでニュアンスのある動きで茶葉に湯を注ぐ。茶器から今にも出てきそうで出てこなさそうな一滴。無理に落とそうとするでもなく、自然の重みでぽとりと落下していくように見えます。


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とっても甘い旨味。口の中に広がる青さと白い花のような香りが毛穴を開いてくれるような感覚。少量でこんなにも。二煎、三煎と、可愛らしいつまみと共に繰り出されてきました。八女の玉露だそう。



カクテルのように美しい水出し茶が出てきました。


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そして点心も美しい。1段目は稚鮎。新茶の葉に巻かれて気持ちよく横たわっています。敷かれている葉も全て茶葉。2段目、海の幸と山の幸の豪華な事。ひとつひとつの滋味が丁寧に凝縮されていて、どれも口に運ぶたびに美味。


亭主の緒方さんが手ずからよそってくださった飯、2膳目にはここにも新茶が。これがとても美味しくて、生徒さんが後日再現しました!と報告をくれたほど。わたしも試してみたところ美味しく出来上がり、新茶の愉しみ方が増えました。新茶を心ゆくまで堪能させていただく。初座は終わり。中立となり、銅鑼で合図をしてくださるまでしばし歓談。








 
 

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