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[稽古] 8月のお稽古 涼を楽しむ
2021年8月31日
読了時間: 1分
暑い中、お客様に少しでも涼を感じていただこうと趣向を凝らします。見た目に涼しいガラスや銀などの道具。透き通る菓子たち。

亀屋則克「浜土産」
檜葉をあしらった磯馴籠(そなれかご)に入った蛤の貝殻を開けると、琥珀色の寒天の中に味噌風味の浜納豆が一粒。
海岸から遠く離れた京の町において、見るからに海辺のお土産の如く真夏でも日持ちするお菓子を、と私どもの初代が考案し、いまに受け継がれている夏の涼菓です。(亀屋則克HPより)
貝殻ですくっていただくのですが、こんな風にして貝殻を使うなんて風流です。甘しょっぱい風味も京都の得意なお味だなあと楽しみながらいただきました。
亀屋良長「涼風」、亀屋則克「いろどり・あさがお」、鶴屋吉信「華華火」。様々に美しいお菓子たち。涼やかに夏を演出してくれます。
そして点前も夏仕様に。「洗い茶巾」という、水を仕込んだお茶碗をお客様の前にお持ち出しするお点前をします。見た目に涼しいのは勿論ですが、茶碗の水をまるで滝音のように落とすのです。目から耳から涼を演出してゆきます。

直接的に涼しい、というのではなく視覚、聴覚、触覚を使って自分の中の涼しい記憶を共に広げていく工程も楽しいことです。
9月は月を楽しむ趣向が満載です。来月もみんなで季節を楽しめること、待ち遠しい限りです。
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