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着物を仕立てに、生徒さんと呉服屋さんへ

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2021年10月26日
  • 読了時間: 2分

生徒さんが記念にお着物を仕立てたいとの事でしたので、一緒に呉服屋さんへ。記念にという発想がとても素敵です。そのお手伝いを少しでもさせていただけて嬉しい限りです。私の師匠が懇意にされている近所の清水呉服店をご紹介下さいました。呉服屋さんへ伺うのは成人式依頼でしたので、緊張します。

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笑顔がとても素敵なご主人と女将さんに迎えていただきました。既に持っている帯と襦袢を持参し、見ていただいたところ、襦袢は丈を直せばそのまま使えるそうです。使えるものは使いましょうというお心に共感です。


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お茶会では一ツ紋付の色無地が重宝しますので、今回もそちらでお願いしました。生地はおすすめの「壽光織」。1797年佐賀鍋島藩御用装束師として京都に開業された竹下利株式会社さんの品。製織後、一つ一つ丁寧に特殊な刃物でカットするそうで職人の手技が光ります。染め色は持参の帯と合わせて選びます。室内と屋外では印象が想像以上に異なることに驚きました。普段は意識していませんでしたが、外では地味に写ります。




お陰様で素敵な着物ができあがりそうで、生徒さんも嬉しそうで本当によかった。私も長年気になっていた破れのある着物をお直しに出せました。寄り添って細かいことも親切に教えていただきましたので、当初の不安はどこへやら。一着仕立てるとこの先も長く使えますので、コストパフォーマンスは洋服よりも良いのでは、という印象です。


着物の心強いアドバイザーができ、楽しく嬉しいご縁に感謝です。有難うございました。これからもお世話になります。

© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

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