[稽古]稽古第2回目 イメージする力を鍛える
- TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
- 2020年2月17日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年5月24日
急に暖かくなり花粉が増えたのか、くしゃみが止まりません、、、
お家の空気清浄機が働いているとまだマシな気がします。有難いことです。

伊勢屋さんの練り切り「水仙」と生徒さんが点ててくださった抹茶。美味しく頂戴いたしました
3日前に第1回目のお稽古をしていただき、本日は2回目。今回は間が詰まっているので前回覚えた事を思い出しやすいかもしれませんね。引き続きテーブルでお茶を点てるお稽古です。

茶筅や茶杓など、竹製の軽いもの。
鉄瓶やお水がたっぷり入った水差しなどの重いお道具など、重さはそれぞれです。
だからといって軽いものをそのままひょいと持ち上げたり、重いものをよっこいしょと持ち上げるのは良くありません。軽々しく扱っているように見えたり、重いものを落とすんじゃないかと見ている方を不安な気持ちにさせてしまいます。
軽いものは重々しく
重いものは軽やかに扱います
と先生がよく仰って下さいます。
扱うもの全てが同じ重量で存在するかのように、美しい所作で道具を扱っていきます。
人も同じですよね。同じように接していく。
本来そのようなものではない風に振る舞うには想像力が必要です。
竹であっても先に重石がついているように、ゆーったりとつまむ。鉄であっても軽く持ち上がることをイメージしながら水差しを抱える。
ひとつひとつがその先どのように見えていくのかイメージしながら進めていきます。
お茶をしていて想像力が鍛えられるのはこういう事を日々しているからかな、と思います。

近所の梅が一気に咲き始めました。
冬の間まだかなまだかなと待っていた時間は長く感じましたが、必ず咲いてくれるものですから気楽に待っていればいいのですよね。
他にも沢山ある楽しいことをしながら。一点に集中しすぎるのは良くないなあと改めて思いました。気楽に気楽に、楽しみは分散するのがよし、ですね。
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