「はじめての着物」2回目のレッスン
- TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
- 2019年10月29日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年11月6日
TEA HOUSE SETAGYAではお茶以外にも、着物のレッスンをイレギュラーで単発で行なっています。
美しい着物が着られずに過去の遺産になってしまうのが勿体なくて。
新しいワンピースを買うのもいいのですが、もし周りにおばあさまやお母様、さらにはおば様方がお持ちの素敵な着物があればそれを着てみるのもいいと思うのです。(お近くに着物があるけど利用していない方ぜひご一緒に!またはカンパをお願いします!w)
着物だからって背伸びする必要は全く無いですし、特別でもなく、自分が輝くための一つのツールとして利用する手はないと思うのです!
今回は、参加者さんが自分でお持ちの着物を使ってレッスンです。
白大島(ハリがあって艶が美しくて華やか!)の着物と、ウズベキスタンの生地を帯に仕立てた素敵な組み合わせ。

自分で着物を着るのが初めてというYちゃん。
今回はレッスン2回目です。1回目との間に自主練もしてきてくれたので、実戦がとってもスムーズに。

私が着付けについてお伝えできるポイントは、
・折り方やポジションが、自分の納得できる位置に来るまでは次に進まない
・シワは丁寧に伸ばす
・パーツを纏う仕草にも美しさを
これだけで驚くほど仕上がりが綺麗になるんです!
一見下準備のように思える襦袢の重ね方や着物を羽織る瞬間も、美しく動くことで何故か仕上がりも美しくなる不思議。背筋の伸びた料亭の女将さんがすっと襟に手をかけるシーンをイメージしながら襟を整える。女優さんがさっとコートを後ろ手に回すように着物をすすすと擦り上げて羽織る。このイメージが本当に大切。
そして、自分の納得感を一つ一つパーツを仕上げていくごとに積み上げていける人の立ち姿は強くて凛々しい。我慢強さと、自分の納得ポイントを知るということと、繰り返しでしか手に入れることのできない美しい形を作り出す手業。着物を着ている女性が凛々しく見える理由はここにあるのかななんて最近思います。
翌週はいよいよ実践。お着物でお茶会へ行きます。
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