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[はじめての茶道]ワークショップを開催しました

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2019年9月6日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年5月1日

”「はじめての茶道」ワークショップ”を開催しました。

9月に入ったばかりの今日、お菓子はすっかり秋。

「ちもと」さんの小芋が本物みたい。

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学芸大「ちもと」さんのお菓子 小芋

本日のお客様は茶道にほとんど触れたことがない方。


断捨離、おもてなし、心の修行、幸せをみつける、豊かな暮らしをすることは

茶道の奥深さにつながるという訳なのですが、ワークショップはその歴史を紐解く事から始まります。

そのお話は別の記事「千利休の美の変換がすごい」に詳しく書いています。

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お茶の歴史や抹茶についてレクチャーです

「もともとは薬として中国から日本に来たのですか?!」

「美意識が弟子から弟子につながっていくって面白いですね!」

「千利休ってアーティストじゃないですか!」と色々反応してくれて楽しい時間。


抹茶の作り方やおいしい淹れ方もひととおりお伝えして、

次は実際に手を動かして点ててみます。

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これさえあればお茶を点てられる!セット

お家で簡単にお茶を楽しむに必要なものはこれだけです。

・茶碗(カフェオレボウル、大きめのお茶碗でもOK)

・茶筅(竹でできたお茶を攪拌する道具)

・茶杓(ティースプーンでもOK)

・ティーポット

・茶こし

・湯冷ましに使う器(片口でなくてOK)

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小さじ3分の2程度(約1.8g)の分量の抹茶を茶こしでこします。

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茶筅を茶碗に入れて、お湯をお茶碗と湯冷ましに淹れます

お湯の温度は80度くらいが最適なので、夏場はもうひとつ湯冷ましを用意して

2回お湯を移動するのがいいと思います。

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茶筅を取り出し茶碗の湯を捨て、湯を50〜60ccほど入れます。

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手首をやわらかく上下に動かしてmの字を書くように素早く混ぜ合わせます。

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あとは美味しくいただきます。


ワークショップの目的は楽しくお茶の時間をシェアすることなので、

細かい作法やかしこまったことは抜きにして、まずお茶をおいしくいただく事が最優先。


そんな中でもふと流れるゆったりとした時間や、茶筅をふっている時の緊張感を心地よく感じ、

非日常を味わっていただけると思います。

今回参加してくれた方は、頭がすっきりしたという感想を下さいました。


人によって感じ方は違いますし、得るものも異なってくるかと思います。

それぞれがそれぞれの方法で楽しく時間を過ごしていただけると嬉しいですし、

少しでもお茶っていいなという体験をしてもらえることが私の幸せです。


今後も不定期で開催予定ですので、ブログやインスタグラムでお知らせ致します。

© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

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