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茶学の会 専門講座「─品種の個性と可能性─」に参加しました

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2024年2月1日
  • 読了時間: 2分

茶楽の会 専門講座「─品種の個性と可能性─」に参加させていただきました。この会は茶方薈さん主催、私たちの日常にある「お茶」を掘り下げるとともに、産地や製法、味わいの違いなどをひも解き、その魅力をご紹介くださる会です。


「専門講座」では、試飲や体験など実践的な内容を通して、幅広い茶の愉しみをご紹介いたします。とのことで、あまり茶には明るくないですが、飛び込んでみました。


この日の講座内容  

・座学

・試飲

・質疑応答

・お土産

座学もとても興味深い。茶の品種は現在120ほど。「フローラル」ー「若葉」「渋」ー「旨」の4象限マトリクスで表現してくださったので試飲している間、どこにプロットすれば良いのか分かりやすく、楽しみながら茶の個性を実感できます。実際に試飲させていただいての解説でしたので、納得感と幸福感が増します。


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特別講師は品種茶の専門家である川口史樹さん。茶方薈草司「櫻井焙茶研究所」の櫻井さんとのトークセッションが茶の専門性にぐぐいと迫りつつも、分かりやすく解説してくださったので、私のような茶に詳しくない者でも理解を深めることができ、充実の時間でした。全部で10服ほどいただいたでしょうか。芽美さんが淹れて下さる茶が全て美味しく、至福。





煎茶・玉露・紅茶とHIGASHI-YAMA Studioの”あて”のペアリングが神業で、茶によって苦味が変化し甘くなったり、"あて"にない渋みを茶が補ったり、香の系統を見極めながら重ねていったり。茶の個性が食の五味を引き立て変化させ、無限の魅力があると体感、痛感。美味しすぎたのでメモ。


・筍木の芽和え×玉露ごこう(水出し)

・鮪漬け×玉露やぶきた(70℃)

・平目梅餡×紅茶べにふうき(水出し)

・和牛炭火黒にんにく味噌×紅茶ごこう(湯)

・朝生菓子「初炭」×煎茶きよか(湯)


お茶の魅力がつまった会、お誘い下さった芽美さん@megumiaidaに感謝。

© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

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