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[デザインする茶道]和菓子のレッスンに参加しました

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2021年3月31日
  • 読了時間: 2分

「日日是好日~らしく~」さんの和菓子教室へ行ってきました。今回作るのは左から八重桜・山桜・吉野の山の3種です。

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練り切りは以前少し体験したことはありますが、このような手の込んだものは未経験でどきどきしながらの参加です。他に参加者の方は2名。参加者全員初心者で、最初は緊張気味。

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先生が丁寧に道具のことや餡子について説明して下さいます。お道具も綺麗。いざ、造形です。着色はとても繊細。少しの量で染まるので注意が必要。


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吉野の山。吉野の桜はそれはそれは見事に何千本の桜が咲き誇ります。金峯山寺の行者様がおっしゃっていましたが吉野の桜はご本尊、蔵王権現の為に植えられた桜。なので花一本一本を見るのではなく、蔵王権現への感謝として山全体を見るのだと。


桜と一口に言っても種類が違ったり、同じ桜でも時期で美しさの様が変わってきます。そのどこを切り取って表現するのか。ソメイヨシノは花の束が束になって咲き乱れ、満開時は花の絨毯のよう。山桜は葉も同時に芽吹き、緑を背負って可憐に咲きます。


その特徴をできるだけ抽出して抽象表現することが、和菓子の真骨頂だなあといつも思います。まるで抽象画のような。きんとんなどは形が決まっており色の組み合わせで自然を表現するので、モネが描いた庭のようだなと感じることもあります。

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上が先生作。並べると差は歴然ですね。でも楽しく作れたのでとても満足です。

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箱に入れるとさらに立派に見えて嬉しい。

少人数でゆっくりと丁寧に教えて下さいますので、初心者でも終始楽しく、そして満足のいく和菓子が作れるお教室です。またお伺いしたいです。

© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

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