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[稽古]1年目のお弟子さんのお稽古

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2020年2月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年5月24日

2019年の2月に初めてのお弟子さんがお稽古に来て下さいました。あれから1年。

彼女は茶道の経験が全く無い状態でしたが離れて住むお母様が茶道のお稽古に通われていたこともあって、いつかやってみたいという気持ちがあったと言ってくれたのを思い出します。

伊勢屋さんの「フキノトウ」。やわらかくて美味しかった


当時はお辞儀の仕方や歩き方、お菓子の運び方などの基本的な立ち居振る舞いからスタート。

好きこそものの上手なれ、で、どんどん所作が美しくなっていきました。

そしてお茶を点てる手順も吸収していきます。


テーブルでお茶を点てることができるようになって、お友達を呼んでミニ茶会を開きました。

一緒に先輩のお茶会に行き、お客様としての作法や振る舞い方、そしてお茶をおいしいお菓子と美しい道具たちを鑑賞しながら楽しむという事も覚えていきました。


1年かけてゆっくりと、でもしっかりとお茶と仲良くなって楽しい日々を増やしていってくれています。

水差しを運ぶ指がぴったりとくっついていて綺麗

少し難しい濃茶点前をお稽古中です。

ひと点前40分はかかるので、集中力が研ぎ澄まされます。


彼女が入門してくれた時に誓ったことを思い出します。

お道具は素晴らしいものを提供できるわけではないですが、お点前の美しさはどこに行ってもひけをとらないものに仕上げてあげよう、私の知識や知恵は全力でお伝えしていこう。彼女がなりたいものに全力でサポートしよう。


この気持ちをまた思い出しながら2年目も続けていきます。

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