鎌倉着物デート 先生とお茶会に行ってきました
- 2019年11月11日
- 読了時間: 2分
先生と鎌倉デート、お茶会に行ってきました。恵観山荘にて月1でされている「かまくら月釜」です。

立冬を過ぎたのに熱い秋。流石に鎌倉は少し色づき始めていました(一条恵観山荘)
今回は利休さんが所持していた茶壺に会いに。「ルソン壷」と言われるその壺は、江戸末期に堺の商人納屋助左衛門が東南アジアから持ち帰り、豊臣秀吉に献上されたものが有名です。ルソン壷はもともと船舶用の容器で、運搬用に香辛料や酒を運んだものとされていて、ミャンマー北部や中国南部で焼かれたものが、東南アジアを中心に使われていたようです。1600年、マニラ湾に沈んだスペインのサンディエゴ号からも同じような壺がゴロゴロと引き上げられました。

予習メモ。助左衛門さんの銅像は現在堺にあります
そんな予習をしながら臨んだ今回のお茶会。私が見ていたどの壺とも違いました。初めて見たときの圧倒的な佇まいと、青く茶色く光る釉薬の美しさ。実用品として作られたようにはとても見えず、心が動かされました。もしかして所有後、釉薬をかけたのかもしれませんが。私が言うのもおこがましすぎて失礼ですが、やはり助左衛門や利休さんは見る目が違ったのだなと心から感じることができた出来事です。
利休後、伊達家に伝わり益田鈍翁の手に渡ったこの壺は、それぞれの美意識の目によって更に磨かれていったんだろうなと思います。そして、それを今目の前で使われているところに立ち会える嬉しさ。この経験を喜ぶ事ができるのは、使われている方々の心がこもっていて、その力がお道具に伝わっているからこそだと思います。ただ、目の前に置かれただけでは引き出せないもの。
それを亭主の方々が、これまでの物語や人々の思い入れを伝えて下さるからこそ、お道具に命が宿るのだと思います。お稽古においても同じ事だなぁと。その物に込められたものをどれだけ愛して伝える事ができるか。とても勉強になりました。
お茶会最後になんと、その壺を拝見することができました!しかも自分の手で回して、、、利休さんが触れた壺を私も触れせていただけるなんて、、、本当に心が震えました。こんな機会を作ってくださる恵観山荘、星霜軒の皆さま、そして導いてくださる先生に感謝です。

お茶会や自分のお稽古には着物で行きます。これもお出かけの楽しみの一つ。
(助左衛門が千利休の橋渡しにより、ルソン壺を秀吉に献上した1594年は利休さんが亡くなった3年後なのですが、、その謎は解けませんでした)
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