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[稽古]9月のお稽古 主人公になること

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2020年9月10日
  • 読了時間: 1分

先生からいただいた秋明菊をお稽古のお花に使いました。

9月が別名「菊月」とも言われることを知ったのは、お恥ずかしながら茶道を始めてからです。そして菊にこんなにも種類があることを知ったのも。


よく見ると種類によって形はもちろん、醸し出す雰囲気も違うのです。それは菊だけでなく、季節の様々なこと全てに言えることでした。こんなにも細やかに変化し、世界は美しいもので溢れていることに気づけたのは、お茶を始めたご褒美の一つだと思います。映画「日々是好日」の中で、季節によって雨の音が違うことに急に気づいたシーンがありましたが、まさにその通りでした。


茶道は覚える事が沢山あり、何年何巡してもまた新しい出来事がやってきます。それが長く続けられる秘訣なのかも知れません。


今日のお稽古のお2人は最近柄杓でのお点前を始めた方々。来年1月の初釜でお点前を披露していただく事になりました。主人公になってお点前をする瞬間は緊張しますが、それ以上に得られるものがあります。全く世界が変わって見えます。

楽しんでどんどん先に進んで、今見えていない所にある美しい舞台に沢山立ってもらえるのが私の夢でもあります。


本日の和菓子は鶴屋吉信さん「秋桜の小径」

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