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[稽古]7月のお稽古 夏のお点前/葉蓋

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2020年7月7日
  • 読了時間: 1分

更新日:2020年9月10日

本日のお菓子は「俵屋吉富」さんの清流めぐり。夏の和菓子は透明感があります。

「葉蓋」とは梶の葉を水差しの蓋の代わりに使うお点前。水にくぐらせた葉に光る滴が、なんともみずみずしい。

席中に涼をもたらしてくれます。

裏千家の十一代玄々斎の創案によるもので、七夕の趣向の茶会で末廣籠の花入の受け筒(籠の中に入れ使う筒)に梶の葉を被せたのが始まりだそうです。


ですので、七夕の頃にお稽古をします。梶の葉が無い場合は、芋や蕗など大きめの葉を使います。

匂いがきついものはNG。

こちらの生徒さんは去年に続き、葉蓋点前は2年目。「そう言えば去年もやった記憶があります」と思い出してくださった様子。


自然とともにお茶をするという事は、お正月だけではなく折々に一年を振り返るきっかけができるという事だと思いました。毎日を丁寧に生きようというきっかけ、それを沢山いただけるからお茶をしていると日々満たされていくのかもしれません。

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