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[稽古]稽古第4回目 道具をうまく扱うコツ
- TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
- 2020年3月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年5月24日
今日はとっても風が強く冷たかったです。やはり3月はまだまだ寒いですね。なんだかほっとします。
ですが稽古に通ってくださっている生徒さんの事を思うと、少しくらい風が弱まってくれればいいのになんて願ったりもします。

先月から新しく通ってくださっている方、本日から2ヶ月目に突入しました。今回で稽古4回目になります。テーブルで鉄瓶を使ってお茶を点てる簡単なお点前からスタートしました。とは言っても、手順を全て覚えてなおかつ流れるような仕草でひととおり終えるのは簡単ではありません。
ですが、今回は流れが身についたのか前回よりもあきらかにスムーズです。そして「重いものを軽々と扱う事ができてきました」と、ご自分の変化にも実感があったようです。嬉しい。こつは、事前に腹積もりをしておくことだと思います。

本日のお菓子は叶匠壽庵さんの「あも」
丹波大納言小豆がぎっしりよせてある餡子の中にトロリと柔らかい羽二重餅が入っています。このふっくらと濃密な餡は銘菓という名にふさわしいと思うお味です。
扱う道具はどのようなものなのか、硬いのか柔らかいのか、重いのか軽いのか、対象を知っておくこと。そしてその扱いを把握して事前に身体に覚えさせておく事。そうすれば「そうそう、こうだったよね」と確認済みのことを淡々としていけばいいのだと思います。
扱う道具のことをきちんと知ること、それが丁寧な動作にもつながります。人同士の普段のコミュニケーションにも言えることですね。
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