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8/4 朝茶会 今日のコツ「道具の配置について」

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2020年8月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年9月10日

本日の「朝茶会」で用意した和菓子は、菓匠花見さんの「潮騒」です。


カニが波と戯れている様子がとても可愛くて思わず購入してしまいました。打ち寄せる波が生き生きとしていて、カニも嬉しそう。

見ているだけでも涼しくなってきます。

菓匠花見さんの「潮騒」


朝茶会【今日のコツ】では「道具の配置について」お伝えしました。

スムーズに美しく物事を進めるには、手順を覚えておくことと道具が取りやすい場所にあることが大切です。


茶道ではどんな道具やシチュエーションになっても臨機応変に対応できるように、それぞれの扱い方を覚えておきます。

その考え方を元にした「朝茶会」用の道具の配置をお伝えしました。


基本的な考えとして

  • 取る手に近い方に道具を置く

  • 手数は少なく(無駄な動きをしないため)

  • 汚れた水を入れる器はお客様とは逆方向に置く

を把握しておけば良いかと思います。


朝茶会でお見せして説明した配置図です。左利きの方は左右逆の配置になります。

  • お盆を用意する場合は直径約30cmを目安に。長方形の場合は、縦を30cmになるようにするといいかと思います。

  • お盆前方中央にお茶碗。

  • お盆の上、左にお抹茶、右に茶筅。

  • 茶碗右にスプーンまたは茶杓、左に茶こし。

  • 布巾は右手茶杓の上方に。小さめに畳んでおくと良い。

  • お湯を捨てる器はお盆外の左手。(お客様が右手に居る想定)

ポットは、茶道ですとお盆のちょうど向こう側に配置します。

「朝茶会」では湯冷ましを使うので、基本的な考えをふまえて楽に取れる場所に置いておくといいですね。


茶道ではこのように常に、効率よくスムーズに進む配置を考えているので、知らない間に滑らかな進行を心がけるようになります。

お仕事にも生活にも役立つので、茶道の稽古をしててよかったなと改めて感じる瞬間です。


少し難しいかな、と感じた方もおられるかもしれませんが、一旦決まったら後が楽なので、ぜひ練習して動きやすい環境を仕上げてみてくださいね。


IGTVに朝茶会の動画をアップしています。復習用に併せてご覧ください。

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