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6/30 朝茶会 今日のコツ「綺麗なお辞儀の仕方」
- TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
- 2020年6月30日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年9月10日
本日の朝茶会では綺麗にお辞儀をするポイントをお話しました。
大前提として敬う気持ちがこもっていること。
次に姿勢。頭から腰までをまっすぐにして腰から身体を折ること。頭だけがガクンと下がる方がおられますが、これはNG。首の後ろが相手に見えてしまいます。
そしてスピード。お辞儀の種類によりますが往復最低4秒くらいかけていると思います。
手の位置は立っていても座っていても太ももの上です。胃のあたりや身体正面で手を重ねません。
駅でみかけるポスターのお辞儀は、腰から折れていて手の位置もとても美しいです。

お辞儀の種類は裏千家では「真(しん)・行(ぎょう)・草(そう)」の3段階があります。書道の真書、行書、草書の考え方と同じです。
角度を追記いたしますが、数字よりも自分の身体で試してみて覚えるのが一番です。感覚だと「真 45-40度」「行 30度」「草 15度」。他の方に見ていただいて正しい位置を確認するのがいいですよ。頭で覚えたつもりでも、日常では頭だけが下がっていたりするものです。
・真のお辞儀(最もていねいなお辞儀)
手のひらがすべて畳につきます。
・行のお辞儀
指の第二関節までが畳につきます。
・草のお辞儀(会釈)
指先が軽く畳につきます。

真のお辞儀

行のお辞儀

草のお辞儀
立って行う場合は、指が太もものどこまで下がるかがポイント。
背中と頭はまっすぐなまま、腰から自然に折れます。

裏千家HPより
お辞儀は相手を敬う気持ちを表すものですから、美しく丁寧に行いたいですね。
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