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6/2 朝茶会「今日のコツ」”和菓子を愉しむコツ”

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2020年6月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年9月10日

「ポジティブな自分をつくる」をモットーに、毎週火曜日の朝8:00〜8:20にzoom上で「朝茶会」を行なっています。インスタグラムでもライブ配信していますので、どちらでもお気軽にご参加くださいね。初めましての方同士でも、お茶を囲んででしたらすっとその場が一つになる不思議。


毎回気づきを深められるような「コツ」1つずつお伝えしています。今回は「和菓子を愉しむコツ」。

和菓子のデザインは歳事記をベースに作られているものが多いです。今でしたら紫陽花、朝顔。もう少ししたら水無月、蛍など。紫陽花はまだ見頃ではありませんが、その時期を待ちわびるように、盛りを前倒しして店頭に並びます。


季節を先取りしているので、「もうすぐこの季節がやってくるのね」というワクワクを教えてくれるので、私は”幸せ先どりカレンダー”のようにしてディスプレイを眺めています。待っていたものがやってくる時って、たまらなく嬉しくなります。二度美味しい。


ちなみに京都では、6月30日に穢れを落として下半期の無病息災を祈る「夏越の祓え(なごしのはらえ)」で「水無月」という菓子を食べる習慣があります。

亀屋良長さんHPより「水無月」


平安・室町時代は夏バテ防止に氷を食べていましたが、当時高級品の氷が手に入らない庶民は氷に似せた「水無月」を食べていました。ういろうの透明感を氷に見立てたのですね。

関東の和菓子屋さんでもそろそろ販売される頃ですので、ぜひ季節の先取りを楽しんでみてください。

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