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5/26 朝茶会の和菓子 爽やかさの演出

  • 執筆者の写真: TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
    TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
  • 2020年5月31日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年9月10日

毎週火曜日の朝8時からZoomとインスタライブで配信している「朝茶会」

北は青森、南は福岡からご参加いただいていて、毎回持ち寄ってくださる和菓子がその土地ならではで面白く美しいのです。

その楽しみを少しでも多くの方へシェアしたいと思い、ブログにまとめてみました。

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奈良、菊屋さん「青梅」(奈良のYさんご紹介)


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福岡、鈴懸さんの「鈴乃〇餅(すずのえんもち)」(お弟子さんのTさんご紹介)


朝の餡子はお腹に重いかな…と今まで干菓子を選びがちでしたが…直径5cm程とミニサイズ、餡も優しい甘さなので、これは朝茶にぴったり◎と今回選びました。


特徴は何と言ってもしっとりモチモチの皮。小麦粉ではなく、もち米(佐賀県産ヒヨクモチ)を使用し独特の食感を生み出しているようです。また小さいながら餡の小豆の味わいが際立っているなぁと思ったところ、どうやらこし餡にした後に小豆の豆を入れ込んでいるそうです。


様々な工夫が小さなお菓子にギュッと詰まっていることを知り頂くと、お茶時間がより楽しくなりました。

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青森、菓子処寿々炉さんの「春もみじ」(Sさんご紹介)


「この時期のもみじは緑色でしょ。それを春もみじというんだよ」と、お店の方に教えていただきました。今まで気に留めていなかったけれど、確かに街路樹や公園、山の木々にはもみじが青々と茂っていて、私の見える景色が変わりました。


プルンとした葛切りに、しっとりした白餡とふっくらとした白小豆が包まれて。若葉色のもみじをのせて。とっても爽やかでおいしい。

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埼玉、五家宝本舗さん「五家宝」(今回初参加Aさんご紹介)



和菓子屋さんは運営が厳しい所が多いようで、最近も友人のご近所のお店が廃業したと聞きました。

師匠からもお稽古のたびに1つでも多くご自分のをお買いなさいな、と言われております。


ブログをご覧になった方が「買ってみようかな」と思うきっかけになれれば嬉しいです。

この小さくて美しい哲学の世界がずっと続いていきますように。

© TEA HOUSE SETAGAYA茶道

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