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旬の恵み 今年も新茶の季節を楽しんでいます
- TEA HOUSE SETAGAYA 茶道教室
- 2021年5月10日
- 読了時間: 1分
毎年、埼玉東大宮のお茶屋さん「岡野園」さんの新茶をいただいています。今年もこの季節がやってきました。1年間この季節を待ち侘びました。今年は3種。手摘み新茶「露」、八十八夜新茶「誉」、一番摘み新茶「恵」。パッケージを開けた瞬間から爽やかな甘い香りが漂いそれだけでも幸せです。

猫の毛のように柔らかい茶葉を撫でるのが、お茶を淹れる前の定番。とても柔らかいのです。手摘みは今では少なくなりました。育てて摘んでお茶にするまで沢山の愛情がこもったお茶、そしていつも心を込めてお送り下さる。今年もありがたく美味しく頂戴しました。

岡野園さんは若い方にもお茶を美味しく淹れられるように、お茶の淹れ方も一緒に提案して下さっているので急須が初めての方も楽しめます。仙厓和尚の◯△□の禅画を元にして作られたシンプルでかっこいいロゴには「茶によって広くひとの心が通うように」の思いがこめられています。私もお茶は、人と人(または自分と自分)が争わなくてもいいような状況をつくる力があると思います。

今年も茶碗の中の残り香を鼻を押し当てながら楽しませていただきました。毎年同じことができる幸せを噛み締めます。
